INTERVIEW
子どもたちと地域社会を未来につなぐ活動
メディア企画部國澤 悠子/2017年4月入社
入社動機を教えてください―
就職先を考えるとき、重視していたのはそれぞれの企業の“色”です。高知新聞社の会社説明会に行った時、いろんな社員さんと話をする中で「人間味があっておもしろい人たちばかりだ」と肌で感じました。その印象は会社に入ってからも変わっていません。それぞれの個性が尊重され、その個性が仕事にそのままつながっています。
現在の仕事について教えてください―
主な仕事は2020年5月に立ち上がった高知の子育てウェブサイト「ココハレ」の運営です。公園の紹介記事を書いたり、子育て世帯向けのイベントを開催したり、PR施策を考えたり、PV数とにらめっこしたり…どうしたらより多くのお父さん、お母さんに活用してもらえるのか日々試行錯誤しています。ぜひ、「ココハレ」で検索してみてください!また、高知新聞社は新聞発行以外にもさまざまな事業を行っています。赤ちゃん会をはじめとする社の主催事業や、新聞を使った研修事業、防災プロジェクトの事務局なども担当しています。
仕事で大切にしていること―
毎日仕事をする上で、会社の仕組みや作業効率を重視してしまい、つい利用者の気持ちが抜け落ちてしまうことがあります。自分たちから発信し、想いを届けることも本当に大事ですが、どんな情報を利用者は求めているのか、どんなイベントを開いたら喜ばれるのか…利用者目線の考え方も忘れないようにと思っています。
先日、特に利用者の想いを感じた仕事がありました。社の主催事業で、高知で生まれた新生児の約3割が参加する「赤ちゃん会」というイベントがあります。毎年、赤ちゃん会会場では赤ちゃんの成長を祝う「記念新聞撮影会」を行っていましたが、2020年は新型コロナウイルスの影響で赤ちゃん会とともに中止となっていました。県内でコロナが落ち着いた頃、せめて記念新聞撮影会だけでも開催しようと部内で企画し、募集したところ、お父さん、お母さんから反響がありました。「撮影会だけでも開いてくれて本当にうれしい」という声をたくさんいただき、やりがいを感じるとともに子育て世代とのつながりも感じました。
普段、利用者がサービスを受け取った時の「うれしい、うれしくない」はなかなかこちらに伝わりません。だからこそ、仕事を通じて利用者の「うれしい」を引き出せたことは強く心に残っています。こんなにダイレクトに反応が伝わる機会は稀ですが、小さな仕事であっても、利用者の気持ちを忘れないようにと思っています。
休日やオフの過ごし方は?―
土日がお休みになるときは、土曜日は遠出、日曜日は家でゆっくりと休みを満喫しています。遠出する日は苦手意識のある運転練習も兼ねて、県内を東西に走っています。一番好きな場所は仁淀川町にある中津渓谷。雰囲気が神秘的で完全に日常を忘れられるのでおすすめです!
SCHEDULEある一日のスケジュール
- 出社
- 週末のイベント準備
- 会社近くのお店で昼食
- 会議
- ココハレ原稿執筆
- 退社
職場紹介
コンテンツ事業局には、メディア企画部、読もっかNIE編集部、アーカイブ企画部の3つの部があります。ウェブサイト「高知新聞PLUS」、子育て応援メディア「ココハレ」などのデジタルの取り組みのほか、教育現場のデジタル化への対応も進めています。
メディア企画部のPLUS班では、日々のニュースをデジタルで発信。自社サイトの運営だけでなく、外部媒体にも記事を配信し、日本全国にとどまらず世界中に高知のニュースを届けています。
メディア企画部のココハレ班では、高知で子育て中のお父さん、お母さんを応援する情報をお届けしています。県内各地のイベント、おでかけスポット、子育てに役立つ情報が盛りだくさんです。
読もっかNIE編集部では、1万人超の「こども記者」から届く作文やイラストを使った投稿コーナーを作っています。こども高知新聞もデジタル化し、子どもたちに分かりやすい記事を日々届けています。
アーカイブ企画部は、膨大な記録の保存・活用が使命です。デジタルでのデータ管理への移行を進め、各方面のサービスにつなげています。著作権管理や資料販売の窓口サービスも行っています。