新聞発行事業NEWSPAPER
高知県唯一の県紙として築いた信頼確かな取材力で高知の情報をくまなく発信します
高知新聞社は高知に根差す地元メディアとして、120年近くの時を刻んできました。
県内シェアは88%を超え、丹念な調査報道で新聞協会賞を複数回受賞。
確かな取材・編集力と張り巡らされた販売網で、県民の皆さんに親しんでいただいています。
編集方針EDITORIAL POLICY
- 1、自由民権の系譜を受け継ぎ、公正で民主的な社会の実現を目指す
- 1、真実の報道に徹し、人権を守り、言論の自由と編集の独立を貫く
- 1、分権と自治の下、地域の自立を進め、県民とともに未来を開く
- 1、国際的な視野を広げ、相互理解に基づく平和と共存を追求する
- 1、歴史と伝統の上に新しい文化を育て、豊かな環境を次代に引き継ぐ
高知新聞の特長
県民に支えられた全国屈指のシェア率
高知新聞の県内の市場占有率(シェア)は、県民・読者から長年支えられ、全国トップクラスの90%を誇ります。職場や学校、図書館等、自宅以外での接触機会も含めると、発行部数をはるかに超える読者が存在します。常に話題にのぼるニュースを発信する媒体として、確かな情報を県民により分かりやすく伝えていきます。
調査報道で新聞協会賞を受賞
報道部取材班がシラスウナギの採捕から流通、規制までを追った連載「追跡・白いダイヤ」。闇流通が横行し、暴力団の影もちらつく現場を足かけ5年にわたって取材しました。連載は「調査報道の典型」「ルポルタージュの王道」などと高く評価され、 2021年度の新聞協会賞と菊池寛賞をW受賞しました。2001年には県闇融資事件を巡る調査報道と連載「黒い陽炎」でも新聞協会賞を受賞しました。
地道に読者とつながる記者の取材力
政治、経済、文化、スポーツ、事件・事故など日々のニュースを取材、分析し、記事にするのが記者の仕事です。世の中で何が起きているか実際に足を運び、五感を総動員して事実を追求します。日ごろから地域に寄り添うことで得られる「取材力」を武器に、県民に確かな情報を伝達します。「高新を読んで初めて知った」「高新が書いてくれた」「高新の記事がきっかけで…」と、これからも多くの人に支持されるローカルメディアであり続けます。
県内12の地域拠点で地域密着を実現
高知新聞最大の強みはローカルニュースの発信と考えています。高知県は海岸線の総延長700km超と東西に長く、その県土の大半は山地で覆われています。そういった地形の中で、34ある市町村のあらゆるニュースを発信しています。本社のほか県内12カ所に取材拠点を置き、その地でともに生活をし、地域密着を実現しています。
“素材”を生かすスピードと精度に長けた編集スタッフ
編集部門は新聞作りの「シェフ」にしばしば例えられます。本紙取材部門から届くローカルニュースをはじめ、世界を駆けめぐるニュースが通信各社から刻々と届きます。これらのニュースを「食材」とすれば、限られた時間の中で吟味して見出しを作り写真やグラフをあしらって盛り付けるのが、編集スタッフの腕の見せ所です。バランス感覚を持ち、取材現場も熟知した経験豊富な記者が多数携わっています。
過去を知り未来に備える
防災意識を高める啓発記事を多数掲載
高知県内各地の地震資料や災害対策記事をまとめた特集ページを毎月掲載。また、昭和南海地震から70年経った2016年、さらなる防災意識の向上をめざして防災プロジェクト「いのぐ」がスタートしました。
高知の生活を彩る
広告情報をプロデュース
お店のオープンやイベント、セール情報、新商品など、高知での生活に役立つ広告情報を彩り豊かに展開しています。月1回発行するフリーペーパー「ミリカ」では、毎号さまざまな切り口で特集を組み、知られざる高知の魅力をお伝えしています。
高性能の輪転機と職人の目で
実現する印刷品質
1時間で最大16万部を刷り上げる工場の〝心臓部〟である高速輪転機は、従来の輪転機より小型軽量で省エネにもつながっています。機械自身にチェック機能が備わってはいますが、高い品質を維持するためには人間の目による細やかな監視は欠かせません。
また、印刷センターは標高48メートルの高台に位置し、「災害に強い印刷工場」として、さまざまな対策を施し、日々の新聞発行を支えています。
地域とつながる高知新聞の販売所
県内各地にある108の販売所では、約1,300人の従業員が、高知新聞のアンカーとして読者の皆さまにお届けしています。また、販売所では日ごろから高齢者や子どもの見守り活動に取り組むだけでなく、新聞バッグ作り教室などのイベントを各地で開催して、多くの方に新聞やニュースと親しんでもらう活動を行っています。