2021年度新入社員、研修を終えて現場へ
今春、新たな仲間として新卒採用4人、キャリア採用2人の計6人の新入社員を迎えました。4月1日に入社式を行った後、約10日間みっちりと研修―。
内容は社会人としての基礎講座から、新聞社ならではのメニューまで目白押し。記事や画像が紙面になるまでの流れを編集現場や印刷工場「まほろばセンター」で見学したり、販売所で配達を体験したり。高知で働くうえで欠かせない車の運転実習もあり、山間部や高速道路の走行、車庫入れなどを練習しました。もちろん、名刺交換の仕方など社会人にとって必須のビジネスマナーも学びました。
記者職の新入社員は一眼レフカメラの使い方や報道写真の撮り方、専用アプリでの記事作成の講習を受け、取材現場に出る準備を整えました。営業総務系の新入社員は上司や先輩社員から業務の基本を教わったり、指導役と一緒に販売所や営業先を訪問したりと、OJTで必要な力を身に付けています。
研修の一環として取材にも挑戦しました。訪れたのは、赤ちゃんのすこやかな成長を祝う「2021年記念新聞撮影会」(高知新聞社主催)の会場。6人は赤ちゃんの家族へのインタビューを通じて取材の基本や社外の人とのコミュニケーションを学びました。
高知の子育て応援ウェブメディア「ココハレ」の記事「赤ちゃんのきゅんとするしぐさは? 『2021年記念新聞撮影会』で聞きました」の中で、取材の様子と、その成果が紹介されています。
全体研修を終え各部署に配属された新入社員たち。「まだまだ慣れません~」とほほ笑む顔に充実感がにじんで見えました。4月下旬には新人記者による初めての署名記事も掲載されるなど、それぞれの業務に挑戦する日々が始まっています。